黄山景勝地
所在地
黄山
等級
AAAAA

    黄山は安徽省南部の黄山市にあり、「天下第一奇山」とたたえられ、奇松、奇岩、雲海、温泉の「黄山四絶」が世に広く知られる。

    黄山の年間平均降水量は2348.2㍉、平均気温は摂氏8度、夏の最高気温は27度、冬の最低気温はマイナス22度という、有名な避暑地だ。1985年に中国十大景勝地に選ばれ、1990年12月にユネスコの世界複合遺産に登録された。これは中国初の(自然、文化)複合リストへの登録だった。2004年2月に世界ジオパークに認定され、2007年5月には中国観光地品質ランキング評定委員会により、国家AAAAA級観光地に指定された。

   玉屏景勝区

   黄山玉屏景勝区は、玉屏楼を中心に、蓮花峰と天都峰を主とし、沿路には、「蓬莱三島」「百歩雲梯」「一線天」「鰲魚洞」など独特の風景が見られる。

 「蓮花峰」は、黄山第一の峰であり、海抜1864㍍、峰は高く聳え、雄大であり、峰の様子は、咲き始めの蓮花に似ている。天都峰は、黄山三大主峰のなかでもっとも険しく、海抜1830㍍、峰には、「登峰造極」の石刻がある。

   北海景勝区

   北海景勝区は峰、石、石橋、台、松、雲などの独特の風景が集まり、偉大さ、奇妙さ、険しさを特色とし、黄山の飾り窓のようだ。獅子峰、清涼台、猴子観海、仙人背包、夢筆生花、飛来石などと名付けられた名勝が訪れる人の目を飽きさせない。

   西海大峡谷

    西海大峡谷は、白雲景勝区と松谷景勝区をつなぐ。景勝区内には、松林、奇怪な石が連なり、雲と霧に包まれ、渓流のせせらぎが聞こえる。大峡谷は、西海郡峰のなかにあり、北は、西海排雲亭、南は、白雲景勝区の歩仙橋にいたる。総面積は、16.5平方㌔、黄山景勝区の優れた散策の地である。

 

    黄山五絶

    1 奇松

    黄山の松は、海抜800㍍以上の高山に分布し、岩の隙間に頑強な根をはり、様々な姿である。

    2 怪石

    独特の形をもち、それによって命名された石は、120余りになる。それぞれの形は異なり、一部はあるものに迫真している。怪石は、様々な場所にあり、異なる天気によって趣が違い、天然の絵巻となっている。

    3 雲海

    黄山は、雲と霧の里といわれ、「雲海」は「美、勝、奇、幻」の4つの魅力で古来から称えられ、四季を通じて素晴らしく、冬は特に美しい。

    4 温泉

    温泉源は、海抜850㍍の紫雲峰の下にあり、水質は重炭酸を主とし、湯につかるほか、飲用も可能だ。温泉は、毎日約400トンが沸き、水温は42度前後に保たれ、高山温泉に分類される。 

 

    5  冬雪

    黄山の冬の雪は、北国の雪と違い、長く溶けず、松、石、雲、泉と一体となって趣を増す。飛雪、つらら、樹氷は黄山の名景である